花のように、風のように
2005年4月1日 ネタ。空を見上げれば、雲ひとつなかった。
青は藍より出でて藍より青し
愛はアオより出でて逢いよりアオシ
桜の花が一輪だけ開いていた。
せっかちな、蕾
泣きながら、沈丁花のかほりに包まれて、彷徨う。
沈丁花の香りがすると、春だと感じる
別れては、出逢い
死に逝けば、生まれ
捨てられては、拾われ
偽りのこころで、真実を名乗る
桜の花は散るために、咲く
この世に存在することの意義を問い正し
虚無で空虚な時間を堪能する
螺旋
永遠にたどり着くことはないのか?
消え入りそうな、この、想いを
感じ取ることも
否、気付くことさえも できないまま
ここから消滅している姿を思い浮かべる
あなたがかなしいとおもってくれるのならば
どうか、このむくろを、あの、たくさんのさくらのはなびらのなかへと
うずめてください
だれにもきづかれないように、ずっと
笑いながら見つけてくれたあなたからは
そっと、春のかおりがした。
青は藍より出でて藍より青し
愛はアオより出でて逢いよりアオシ
桜の花が一輪だけ開いていた。
せっかちな、蕾
泣きながら、沈丁花のかほりに包まれて、彷徨う。
沈丁花の香りがすると、春だと感じる
別れては、出逢い
死に逝けば、生まれ
捨てられては、拾われ
偽りのこころで、真実を名乗る
桜の花は散るために、咲く
この世に存在することの意義を問い正し
虚無で空虚な時間を堪能する
螺旋
永遠にたどり着くことはないのか?
消え入りそうな、この、想いを
感じ取ることも
否、気付くことさえも できないまま
ここから消滅している姿を思い浮かべる
あなたがかなしいとおもってくれるのならば
どうか、このむくろを、あの、たくさんのさくらのはなびらのなかへと
うずめてください
だれにもきづかれないように、ずっと
笑いながら見つけてくれたあなたからは
そっと、春のかおりがした。
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