無駄に輝く14番目の月。
2003年9月10日実習13日目。
「要するに、人間はナマモノということ。」
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はっきり言って、鬱です。
もうだめぽ・・・
とかぽろりと口ずさんでしまうそんな凹み時期。
ワタシが、何をしたというのだ???
朝、ついに、雨が降った。
濡れながら自転車をこぎ、駅に向かう。
駅に着いたら、びしょびしょ。
ワタシの心もザザぶりで。
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日に日に距離が遠くなって
なぜか嫌われているアンディさんとは
ついに、一言も話すことなく。
午前中に巨匠が来ると言うことで
本来ならばワタシとのりぴーは行動をともにしてアンディが単独行動ということだったのだが。
のりぴーが単独行動。
で、ワタシとアンディさんの仲はますます険悪になっていく。
いや、向こうが
「無視」オーラをゆんゆんかもし出しているから
普通に近づけない。
バリアは破れない。
ほんま、何をしたというのだろう、ワタシ?
お昼も当然別々に食べに行く。
っていうか、気付いたら既に彼はいなかったし。
ちょっと、気が楽だったし。
それをかねださんに「あら、一緒じゃなかったの?」とすかさず聞かれる。
「はい。仲悪いんで」
と答えたかったよ。
帰り間際に「お先」と挨拶をしたが
ついに挨拶さえも帰ってこなくなった。
これは、ちょっと、哀しいぞ。
泣けたね。
好き嫌い別にして、挨拶は挨拶やん。
しかも、ワタシから声かけてるのにさぁ。
ワタシが彼を嫌いならば、もしくは受け付けないならばそれはそれは楽なんだろうけどねぇ。
ヤツは、ワタシにないものばかりを持っている。
しかも、ワタシが身に付けたいと思っているものばかりを携えている。
ヤツの考え方、感じ方も実に立派だったりするわけで。
今回の実習でつくづく思い知らされた。
なんて、奥が深いんだ。
そして、なんて、ワタシは浅い考えしかないんだろう・・・。
前々から
幼稚だよなぁ・・・
使えねぇよなぁ・・・
変なところで考えすぎるんだよなぁ・・・
と自分のことを思っていたが
それが如実に浮きでてしまって
凹む。
ちょっと、リスペクトしてたヤツに
そんな自分を軽蔑されたような感じで
こうして日に日に凹んでるわけさ。
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反省会というか、ミーティングというか
実習先の指導担当の人と話をする時間があった。
その時の彼の発言を聞いていると
なんて、ちゃんとした実習を行っているんだろう
とまた凹む。
一泊研修も
メインの「交流」をしっかり行っていたらしい。
相手のこころを掴んで開くのがプロなだけに。
ワタシってば、ちっとも「交流」なんて行ってないよ。
裏方、というか一人から周りしてただけやん。
で、どっぷりつかれるし。
周りには気を配ってさぁ。
がんばったのになぁ。
そのくせハミって孤独と疎外でいっぱいだったし。
あーあ。
ナニしてんだろう???
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
昨日の反則技も
実は問題なかったと言うことが判明。
逆に
「なぜそれを悪いことだと思ったのかしら?(そう思うってことはあなたの中にはまだ偏見やらがあるってことよね?)」
と言われてしまった。
はぁ。
あかん。
なんか、もう、ようわからへん。
ってか、ことごとく、自分がイヤになってきた。
枠や型や形式やマニュアル
そういうものにのっとって
まず、体裁から整えていくこの性格。
だから、決して枠や型を越えることはできない。
窮屈で仕方がないけど、そこに収まり続ける。
まさに、はみ出る芸術の天才アンディさんにとっては
ワタシってかなりつまんない許容のせまーい人間なんだろうなぁ。
自分でもそう思うもんなぁ。
そういや、ハハがことあるごとに言ってたよ
「融通がきかない」って。
だって、はみ出て怒られるのがとにかく怖いんだもん。
うわあぁん。
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ほんまにつくづくコミュニケーションの下手さに凹む。
会話ができない。
アンディのりぴーといると余計にそれを感じる。
そして
「この職業にむいてないかもな」
↓
「ということは、ただでさえ求人ないのに、この資格で就職なんてムリだろう。
まず、採用試験でことごとく落とされまくるさ。今までだってそうやったんやし」
↓
「じゃぁ、もう、就職できないな。ワタシが社会人になるなんてできないのさ」
↓
「つまり、何をやってもダメなものはダメな人間なのさ」
↓
「もうだめぽ、鬱だ氏(ry」
という、抑うつ、妄想分裂状態。
魔のループ。
食っちゃら吐き。
ああ、実習先のあの壁の向こうには
薬が全て揃っていると言うのに。
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みほちゃんとツジリパフェを食べる。
食べ終わったあと、またテンションは低く。
ワタシはワタシなりの苦労話をしてみる。
アンディさんとは仲悪くなったこととか
一泊研修は若者の中に入れず辛かったとか。
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一泊研修で他のクラスの面子に会って聞いた話やら
巨匠とほーりーから得た話をしつつ
うちのクラスはいろいろあるよ、よくわからへん話をする。
びみょーに、みほちゃんのテンションは低いまま。
「お疲れやねぇ、ナニがあったん?」
「んー、それがねぇ・・・まぁ、実習のことは、それはそれであるんやけど、他にねぇ・・・」
「ぇ、ナニ?」
「んー、まぁ、じゃぁ、うらんちゃんに一つネタを提供しておくかなぁ・・・」
「ぇ、ネタ?ってことは・・・」
「ニュージーさんに送ってもらったりして実習中に仲良くなって・・・」
「ぇ、ってことは・・・、ひょっとして2号???」
「・・・うん・・・まぁ、そういうことやね・・・」
!?(゜∀゜)
なな、なんと。
みほちゃん、そうきましたか。
ってか、みほちゃんがおどろいたらあかんって。
いや、ってか、その低いテンションは一体・・・。
OKしたのはみほちゃんでしょう???
カコカナには言えないねぇ。
みほちゃんも、そこはちゃんとわかってるし。
「一人で胸の内に秘めておくのも苦しくなっちゅーがって」
うんうん。
ってか、やるなぁ、ニュージーさん。
っつうか、みんな、わけーよ。
やっぱ、愛とか恋とかって
みんなちゃんとたしなんでいるんだねぇ。
人間、3週間も一緒に実習していると
なにか変化があるということかな。
特に、男女ペアだと。
しのぶくんとの後半の実習は何が起こるんだ?
でもな、彼はな、なんせ「しのぶ」やしなw
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あーあ、今日の実習記録、かなり凹んだこと書いてしまいそう。
「この仕事には向いていないと実感した」
とか
「人とうまく接することができない」
とか
「自分の考えが実に浅くて幼稚であり、偏見というもの通すことなく接することができないようだ」
とかとか。
そういや、のりぴーは
「あなたと遭えて良かった」とか
「あさってでもう実習終わりだから」
なんかで、色々とモノを貰ってたりしているが。
もちろん、そんなもの、ワタクシにはありませんわ、おほほ。
可愛がられる人っていいよなぁ。
のりぴーもアンディさんも。
ふう。
打たれヨワー( ´Д`)
あっ、やっぱ気持ちわりぃ。
リバースしてくるべ。
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うさぎうさぎナニ見て跳ねる
十五夜おつきさま見て跳ねる
おかげで猟師にばれちまう
ずどーん。
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